保育園チャイルドは栃木県大田原市の保育園です（社会福祉法人フレンズ会）

調理室の増築工事に伴い、もともと調理室があった場所を改修いたしましたので、一部ご紹介いたします。

保育士は勤務時間中になかなか園児たちと離れた時間を作ることが難しく、おへやで子どもたちに話しかけられながら事務作業をしたり、お昼寝を見守りながら連絡帳を記入したり教材準備をせざるを得ない状況です。

休憩についても、できる限り交替で取得できるように工夫していましたが、普段園児のいない医務室で休憩をとっているとお熱のお子さんが休むことになったり、結局は子どもたちの園庭遊びの見守りをしながらコーヒーを飲んだり、お昼寝中にいつ目が覚めるかもしれない子どもたちの様子を見ながらお菓子をつまむ、といった休憩となってしまうこともしばしばでした。

そこで、旧調理室あとを職員休憩室に改修いたしました。

当園では職員の労働環境と保育の質改善のため、余裕を持った職員配置をしておりますが（最低基準では2023年6月現在の園児数での要保育士数は11名のところ、保育士21名、看護師2名、保育補助1名）、物理的にノンコンタクトタイムを作れる環境を整えることで、業務の効率化や保育士が心に余裕をもって保育にあたれるメリットがあると考えております。

また、職員休憩室に隣接してランドリールームも設置しました。

従来の洗濯室は1坪ほどの洗濯機を置くだけのスペースで、洗濯物は晴れていればウッドデッキに干し、雨天時は廊下に干さざるを得なかったため、万一の災害の避難時には障害物となってしまう危険性がありました。

ランドリールームの隣には職員用のシャワールームもあり、プール遊びや泥んこ遊びを子どもたちと一緒に楽しんだあとや、お泊まり保育の際にも活用してまいります。